製品概要

●CFM とは

CFM は、フォルダ、ファイルの比較分析に特化したアプリケーションです。

CFMは Compare File Manager の頭文字からなる製品名です。

 

製品特徴

Contents

1.4つのフォルダ処理モード搭載

フォルダの比較だけではなく、4種類の処理が可能です。

・ファイル一覧

フォルダ内のファイル・フォルダを一覧出力します。
出力したファイル・フォルダの一覧に対して、ファイル処理・コマンド処理が可能です。

・フォルダ比較

2つのフォルダを比較します。
比較後に、2つのフォルダをマージ(相互コピー)することができます。

・重複ファイル検出

複数のフォルダを対象に同一内容のファイルの一覧を出力します。
ファイル名、ファイルパスではなく、ファイル内容により同一かどうかを判定します。

・ファイル検索

複数のフォルダを対象に複数のファイルをファイル内容によって検索します。
ファイル名、ファイルパスではなく、ファイル内容により同一かどうかを判定します。

 

2.詳細なフォルダ比較設定が可能

フォルダ比較、重複ファイル検出、ファイル検索において、詳細な比較設定が可能です。

 

  

 

3.フォルダ処理の自動化機能

タスクに登録することで、複数のフォルダ処理を自動的に連続して実行可能です。

4.多様な文字コードの自動識別

多様なファイルの文字コードに対応しています。
比較設定によって、多様な文字コードのファイルを自動的に識別します。
例えば、SHIFT-JIS と UTF-8 のファイルがある場合は、それぞれの文字コードを自動的に識別して、ファイル内容によって比較をします。(※識別対象の文字コードを設定する方式です)

1.テキスト形式のファイルの拡張子を設定します

2.識別対象の文字コードを設定します

 

5.簡単に差分を抽出

フォルダの差分を簡単に抽出できます。
フォルダ比較後に、右クリックメニューからウィザードを選択することで、差分のファイル処理が可能です。
ファイル処理は、コピー、削除、移動、が可能です。
一致資源の処理、差分資源の処理、が可能です。

 

6.移動、リネームを検出

フォルダ比較において、ファイルの移動・リネームを検出します。
ファイルが移動・リネームされた時でも、ファイル内容の比較により移動・リネームを検出します。
またファイル移動後にファイル内容が変更された場合、移動(不一致)として検出します。
フォルダの移動も検出します。

 

7.ファイルの一括処理

フォルダ処理の結果の一覧から、フォルダ、ファイルのファイル処理が可能です。
ファイルのコピー、削除、移動、コマンド処理、が可能です。

 

8.コマンドによる独自処理の追加

ファイル処理として、独自のコマンドによる処理が可能です。
例えば、コマンドによって特定のフォルダのみZIP圧縮する、という処理が可能です。
コマンドはプラグインとして提供されますが、ユーザーが独自に開発することも可能です。
コマンド設定ダイアログから使用するコマンドの設定をします。

 

9.フォルダのマージ機能

フォルダ比較後に、マージビューアからフォルダ間のマージが可能です。
マージとは、異なるフォルダの間で、ファイルのコピーをする機能です。

 

10.ステータスマップ機能

フォルダ比較のステータスを画面左側にステータスマップとして表示します。
一致、不一致、不在、移動、リネーム のステータスを表示します。
ステータスマップ機能によって、数万ファイルあるような巨大フォルダでも比較結果が一目で把握できます。

 

11.印刷機能

比較結果の一覧画面の印刷が可能です。
PDFファイルとしてファイルに保存することもできます。

 

12.復元機能

復元の機能によって、ファイルの削除、移動 をした後に、元の状態に戻すことが出来ます。
これによって、間違って削除・移動したファイルを元に戻すことが出来ます。
※復元の機能を使用する為には、ゴミ箱フォルダを設定します。

 

13.ログ出力機能

ログ出力機能によって、比較結果の一覧をテキスト形式のファイルに出力できます。
ログ出力のメニューから、出力先を選択することで、フォルダ処理時の出力先も指定できます。

 

14.画面のテキストコピーが可能

比較結果画面を選択することで、テキスト形式でのコピーが可能です。
画面の行を選択した状態で、CTRL + C のキーを押すことで、テキストとしてコピーできます。

 

15.ファイル内容比較

テキスト、バイト、画像の3種類の比較が可能です。
テキストの比較では、行単位にファイルを比較します。
バイトの比較では、バイト単位にファイルを比較します。
画像の比較では設定した類似度による一致判定をします。

16.ファイル形式の自動識別機能

ファイル比較時に自動的にファイル形式(テキスト、バイナリ、画像)を識別します。

17.詳細なファイル比較設定が可能

 

 

18.文字単位の差分表示機能

テキストファイルの比較において、不一致行の場合に文字単位での差分を表示します。

 

19.移動行の検出機能

テキストの比較において、移動行の検出を有効にすることで、移動された行が検出されます。

 

20.ファイルのマージ機能

テキスト比較、バイト比較のビューア画面から、ファイルの行単位、バイト単位でのマージができます。
行を選択して、マージアイコンをクリックすると、画面上のデータがマージされます。
マージ操作は、元に戻すこともできます。
マージ後にファイルに保存することで、ファイルが更新されます。

 

21.ステータスによるソート機能

フォルダ比較、ファイル比較、それぞれの比較結果の画面において、比較ステータスによるソートが可能です。
ソートすることで、比較ステータスが同じ行をまとめることができます。
他にもファイル名やサイズなどヘッダー部分をクリックすることでソートが可能です。

 

22.巨大ファイルの比較に対応

10万行程度のファイルならば、実用的な処理時間でファイル比較が可能です。
これは通常の使用範囲においては十分な性能です。

 

23.画像比較機能

画像ファイルを分析して、類似度の高い画像を一致画像として検出できます。これによって、画像ファイルの画像形式(jpeg、gif、png、bmp)、画像サイズ、に関係なく同一画像の検索、比較、重複ファイルの検出が可能です。

比較画像

画像差分表示

 

24.フォントサイズの調整機能

フォントサイズを変更することで、解像度が高い画面でも見やすい文字サイズに調整できます。

 

25.カラーテーマ機能

カラーテーマを選択することで、画面全体のカラーを設定することが出来ます。
使用可能なテーマは、night(ナイト)とbasic(ベーシック)の2種類です。
初期状態のカラーテーマはnightです。
カラーテーマは今後追加される予定です。

 

 

26.3種類のテキスト比較画面

テキスト比較画面は、3種類の画面で表示できます。

・テキスト比較ビューア(通常の比較画面)

通常のテキスト比較時の画面です。
行のマージが可能です。

・エディタ画面(テキスト編集可能の画面)

テキスト編集が可能な画面です。行のマージも可能です。

・インラインビューア(1カラム方式表示の画面)

1カラム形式で表示する画面です。マージはできません。
行の表示領域が広いのため視認性に優れています。

 

27.クリップボードのテキストを貼り付けて比較

ファイル比較ダイアログをクリアした状態で比較ボタンを押すことで、エディタ画面が開きます。
エディタ画面にテキストを貼り付けて比較することができます。

 

28.比較結果の要約情報

フォルダ比較、ファイル比較の比較結果の要約情報をダイアログに表示できます。
テキスト形式のため、コピーして貼り付けができます。

 

29.類似行の検出機能

テキスト比較において、不在行と不一致行の組み合わせから、類似している行を検出してマッチングさせます。これによって、人間から見てより自然な差分が表現されるようになります。

30.ファイル比較時の外部コマンド実行機能

ファイル比較時に、設定された拡張子の組み合わせに対して、指定のコマンドを実行する機能です。これによって特殊なファイル形式に対応する比較ツール(PDFファイルなど)を呼び出すことが可能です。

31.フォルダ比較時に一致率を表示する機能

フォルダ比較時に相違するファイルの一致率を表示する機能です。これによってどの程度違いがあるのかを50-99%の範囲で検出できます。

32.フリー版の使用期限はありません

多くのソフトウェア製品ではインストール後は30日間の試用が可能ですが、試用期間終了後は、再度試用することはできません。
そのような製品の場合は、試用期間が終了すると、その製品を買うか、買わないか、の判断が強制されてしまいます。
本製品は、チケット未購入の段階ではフリー版となり使用期限はありません。
またチケット購入後にチケットの使用期限が終了した後も、フリー版として使用可能です。

 

●本製品は以下の問題を解決します

・フリーソフトの使用が禁止されている

セキュリティ、サポートの理由からフリーソフトの使用が禁止されている企業は多くなっています。
本製品は商用製品であり、ウイルス的ソフトのリスク、サポートがない問題が避けられます。

・海外製品だとサポートとのやりとりが英語になってしまうので困る

有償製品であっても、それが海外の会社が販売元の場合、サポート対応も英語になることがほとんどです。
弊社は日本の会社なので、サポートは全て日本語にて対応となり、英語サポートの問題は生じません。

・バージョン管理の最後の砦として

バージョン管理において、最後の砦ともいえるのは差分の管理です。
そのため、Diffツールの機能や性能はバージョン管理において最も重要となります。
特に、問題が発生した場合の調査においてはDiffツールの機能や性能が影響を与えます。
本製品は機能や性能において常に改善を目指しています。

・独自コマンドでフォルダ内のファイルを一括処理したい

フォルダ内のファイル処理を一括で処理したい場合は、本製品のコマンド機能にて可能です。

・フォルダ比較からファイル処理までを一括で処理したい

ファイルの一括処理ならば本製品をご検討ください。

・テストのエビデンスを取得したい

本製品の印刷機能を使用することで、画面のPDFファイルをテストのエビデンスとして活用できます。

・多言語のテキストファイルを比較したい

様々な文字コードのファイルが混じったファイル群の処理は本製品をご検討下さい。

・ファイル処理やマージ処理を間違えた場合に元に戻したい

本製品の復元機能を使うことで、作業ミスの影響を最小限にできます。

・比較ステータスが分かりやすい画面が使いたい

本製品はステータスマップによって比較ステータスの分布が容易に把握できます。

・ファイル名が異なる重複ファイルを検出したい

余計な重複ファイルを削除したい、などの用途に本製品をご検討下さい。

・フォルダの差分を簡単に抽出したい

本製品ならばノンプログラミングで差分の抽出が可能です。

・移動やリネームをされたファイルを検出したい

バージョン管理において、移動やリネームのファイルを検出したい場合は本製品をご検討下さい。

・移動された行を検出したい

例えば、ソースコードのバージョン管理において、移動行を検出したい場合は本製品をご検討下さい。

ファイル形式に関係なく同一内容の画像を検出したい

例えば、同一画像、類似画像が大量にあり、それらを比較、検出したい場合は本製品をご検討下さい。

●製品基本情報

サポートOS:Windows10
推奨メモリ:512MB以上

●無料版の制限事項

本製品をインストールした直後の状態は無料版として使用可能です。
無料版には以下の機能制限があります。
・フォルダ比較、重複ファイル検出、ファイル検索、の最大ファイル数が1000個まで。

有料のチケットを購入していただくことで、無料版の制限がなくなります。

■注意事項

・本製品の著作権はNext Level Software株式会社に属します。
・本製品のリバースエンジニアリングを禁じます。
・販売者の許可なしに製品の配布・貸与・譲渡を禁じます。
・シリアルコードの第三者への譲渡・貸与・配布を禁じます。
・本製品を使用した結果生じた損害について作者は責任を負いません。

■使用ライブラリ

製品内で以下のライブラリを使用しています。

アイコンファイル
16×16 Free Application Icons
http://www.small-icons.com/packs/16×16-free-application-icons.htm
Find, magnifying glass, search, zoom icon
https://www.iconfinder.com/icons/22629/find_magnifying_glass_search_zoom_icon#size=64

画像フィルタライブラリ
http://www.jhlabs.com/ip/filters/download.html